補助輪はずし大作戦は、保護者を教育する場でもある
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
今まで多くのサイクルイベントやスクールに参加者として、スタッフとして関わっているが、筆者の子供が補助輪を外した時はまだこのようなスクールは無く、自宅近くの交通量の少ない場所を探して教えた記憶がある。なかなか練習に最適な場所が無く苦心した。
◆補助輪はずしスクールとは
補助輪はずしとはどのようなスクールか。スタッフが付きっきりで教えるものかと想像もしたが、実際に行ってみると考えていたものとは全く違い、スタッフが教えていたのは乗り方ではなく補助輪はずしのノウハウを保護者に教えるというものだった。
親がコーチングを教わり子供に教えることで子供も安心でき、帰ってからも近くの安全な場所で練習することが出来る。そうすることで次の開催を待つこともなく、大きく成長した姿を見せてくれる。
だからといって一回しか参加出来ないということはなく、また次の回も西武園ゆうえんちの広い駐車場で安全に練習をしに来る事もできる。補助輪が外れればそのままスタッフが乗り方のスクーリングを受ける事も出来る。
実際に補助輪が外れても会場に来るのが楽しみで何回も参加する子もおり、スタッフのスクーリングで一本橋やスラロームもスムーズにこなせるようになっていた。
◆イベント参加で大きく成長
最初は補助輪が外されるのを不安げに見ていた子も、スクールが終わると上手くバランスをとれるようになり誇らしげにコースを走っている姿を見ると一人のサイクリスト、もしかしたら未来のプロ選手の誕生に立ち会っているのかもという期待と感動がある。
交通の環境や自宅近くに練習する広い場所がなく、乗りたくても不安でなかなか出来ないという家庭も多いと思うが、このようなスクールで自転車の基礎を練習してからなら、子供も余裕をもって一般道を走ることもでき、安全に繋がる。
東京都自転車競技連盟では補助輪を外した子のための「子供のための自転車学校」その先の競技を志す子のための「ケルメスTOKYO」など次に繋がるコンテンツがあり、そのままステップアップして続けることも出来る。
今回も多くのキッズサイクリストが誕生したが、その中に未来のメダリストやツールの覇者がいるのかもしれない。
《高橋智宏》
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