【話題】シューマッハ氏「奇跡の生還」、昏睡から意識回復し退院
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2014年6月17日付
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ひとくちコメント
朝から明るいニュースを伝えると気分も明るくなる。2013年末にスキー事故で頭部を負傷してから意識不明だったF1元世界チャンピオンのミハエル・シューマッハ氏が、5カ月半に及んだ昏睡状態から脱し て、フランスのグルノーブル大学病院から退院したという。
シューマッハ氏の関係者が発表したもので、きょうの各紙も「シューマッハ氏退院、リハビリは継続」(日経)などと、スポーツ面や社会面で報じている。
シューマッハ氏は2012年で現役を引退。昨年12月29日 にフランス・メリベルでスキー中に崖から転落し、頭部を負傷した。その後、グルノーブルの病院で緊急開頭手術が施されるなど懸命の処置を受けたが、意識がなかなか回復せずに小康状態が続いていた。
今年1月末には鎮静剤の投与量を減らし、意識を回復させる治療を開始。人工的に低体温の昏睡状態に置かれていたが、4月には意識回復の兆しがみられるようになったという。
退院後も、引き続き長期間のリハビリを継続するそうだが、高度な医療技術の進歩とともに、サーキット外でもシューマッハ氏の強靭な生命力には驚くばかりだ。
【新聞ウォッチ】シューマッハ氏「奇跡の生還」、昏睡から意識回復し退院
《福田俊之@レスポンス》
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