東京五輪の逸材を発掘するガールズサマーキャンプがこの夏も開催へ

自転車競技トラック種目を志す女子アスリート達による合宿「ガールズサマーキャンプ＝Girl's Summer Camp」が8月10～15日に静岡県伊豆市の日本競輪学校・日本サイクルスポーツセンターで開催され、その参加者を募集している。

全国に埋もれた逸材を発掘し、ガールズケイリン（GIRL'S KEIRIN）やオリンピックトラック競技の選手に育成していこうというプロジェクトで、今回で5回目の開催となる。

現在日本代表・ガールズケイリン両方で活躍する石井貴子や加瀬加奈子、2013年のガールズケイリン最優秀選手の石井寛子も参加した。初代ガールズグランプリ女王となった小林莉子は、このキャンプで初めて競技用の自転車に乗って、数年間でここまでの実績を残した。

才能が認められれば日本自転車競技連盟がナショナルチームへの候補生としてスカウトする可能性もあり、6年後の東京を見据えてのキャンプでもあるという。

主宰するのは日本自転車競技連盟とJKA。応募資格は「中学生以上の健康な女性、日本語で日常会話ができる人」とのことで、自転車競技の経験がなくても大丈夫。参加費は一般1万円・大学生6000円・高校生5000円・中学生3000円と極めて安価だ。