【澤田裕のさいくるくるりん】ソニーの「DSC-RX10」は、一眼カメラを凌駕する?
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
2013年11月に発売されたソニー「DSC-RX10」というモデルで、このカメラの実力がなかなか侮れません。特徴はなんといってもレンズ。独・カールツァイス社の24~200mmズーム(35mmフィルム換算)で、しかも開放絞り値が全域でF2.8と明るいことこのうえなし。背景もきれいにボケます。レンズ交換はできないものの、これだけの焦点距離をカバーしていれば十分です。重量は813g。めちゃ軽というわけではありませんが、持ち歩いて負担に感じたことはありません。
◆スマホをリモコンの代わりにセルフ撮影
自分撮りを助けてくれたのが、スマートフォンやタブレットをリモコン代わりに使える機能。これらの画面にはカメラ本体のモニターと同様、写そうとする画像が表示され、構図の確認が簡単にできます。画面に表示されたアイコンでズームすることも可。セルフタイマーでの撮影とは使い勝手に雲泥の差があるのです。
また、このカメラのズームは一眼カメラのような機械式ではなく、コンパクトカメラと同じ電動式です。この機構は微妙な画角調整をしづらいのが弱点ですが、DSC-RX10の場合、ズーム操作をシャッターボタン手前のレバーとレンズの鏡胴にあるリングの2か所で行うことができるため、画角を大きく動かすときはレバー、微調整はリングと使い分けることができます。
◆片手操作の利便性も
電動式ならではのメリットもあります。それは片手でカメラを持ったとき、そのままズーム操作ができること。もちろんカメラは両手で構えるのが基本とはいえ、どうしても片手で撮らざるをえない場合があります。そのとき画角まで変えられるのは本当に便利です。手ぶれ補正のおかげで、撮影した画像にブレはありません。
動く被写体を撮るときもピントを外すことはなく、カメラを構えて構図を決め、あとはシャッターを切るだけ。仕事で撮影もすることがあるだけに、カメラ任せにできるありがたさを実感します。
ここまでカメラのことばかりで自転車に触れてませんでしたから、最後に関連する話題を1つ。最後に掲げた画像に写った腕時計のようなものは何だと思いますか? 世に出たばかりの製品で、サイクリングで使おうと即買いしてしまいました。次回のコラムでは、この製品について取り上げます。
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