【震災対策技術展 大阪】東洋ゴム化工品、多彩な免震ゴムのバリエーションを展示
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
同社の免震ゴムには、高減衰積層ゴムと天然ゴム系積層ゴムがあり、どちらも上部フランジと下部フランジとの間に、内部ゴムと内部鋼板を積層して周囲を被服ゴムで覆った構造になっている。
高減衰と天然ゴム系の違いは、使用されているゴムの組成で、高減衰の場合には、シリカや樹脂を添加してゴム自体の減衰力を向上させている。
同社のブースでは、高減衰積層ゴムと天然ゴム系積層ゴムを並べて、揺らせた場合の両者の揺れの違いを展示し、ゴム素材の上に金属球を落として、ゴムの組成の違いで金属球の跳ね返りが違うことを体験できる展示を展開した。
同社の免震積層ゴムの設置方法には、(1)建物の最下部に免震ピットを設けて、地盤と建物を絶縁する基礎免震、(2)柱の上部に免震積層ゴムを設置する柱頭免震、(3)建物の途中階に免震階を設ける中間層免震、という3つのバリエーションがある。同社の免震積層ゴムはいずれの設置方法にも対応できる。
《山内 博@レスポンス》
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