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【世の中】女子高生の6割、結婚・出産後も働き続けたい。専業主婦希望の2倍

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結婚・出産しても働き続けたいか(女子)
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 「将来、結婚・出産しても働き続けたい」と考える女子高生は59.9%に上り、「将来、専業主婦になりたい」と回答した27.3%の2倍以上であったことが、リクルート進学総研が6月26日に発表した「高校生価値意識調査」より明らかになった。

 同調査は、高校生の将来イメージや進路選択に対する価値意識を把握するため、2014年3月時点の高校1~3年生のうち、進学希望者を対象にインターネット調査を実施。集計対象数は1,438人で、調査期間は4月4日~8日。

 「将来、結婚・出産しても働き続けたい」と考える女子高生は59.9%に上り、「将来、専業主婦になりたい」と回答した27.3%の2倍以上となった。高校所在エリア別にみると、専業主婦志向は大都市圏の方が高く、働き続けたい意向は大都市圏以外の方が高かった。また、結婚を考える時は、相手が家事・育児ができることを重視する割合が69.6%に上る。

 働き続けたい理由は、1位「仕事にやりがいを感じられそうだから」54.3%、2位「経済的に自立しておきたいから」50.6%、3位「夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから」44.8%となった。高校所在エリア別にみると、「やりがい」「社会とのつながり」に関しては大都市圏が高く、経済的な理由に関しては大都市圏以外が高かった。

 一方、「将来、結婚相手には結婚・出産しても働き続けてほしい」と考える男子は29.1%と、女子の59.9%を下回った。高校所在エリア別にみると、働き続けてほしい意向は大都市圏以外の方が高かった。

 働き続けてほしい理由は、1位「夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから」56.9%、2位「仕事にやりがいを感じられると思うから」34.4%、3位「家庭だけでなく、社会とのつながりを持ち続けてほしいから」34.3%となった。

 リクルート進学総研所長の小林浩氏は、結婚・出産後も働き続けたい女子高生が多い理由について、「小学校時代からキャリア教育を受け、将来の生き方・働き方を考えてきた世代であり、“働く母親”を身近に見てきたことも、将来観に影響を与えている」と分析している。

結婚・出産後も働き続けたい女子は6割、専業主婦希望の2倍…高校生価値意識調査

《工藤めぐみ@リセマム》

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