【世の中】楽天が航空事業に参入する狙いは
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2014年6月27日付
●集団的自衛権1日閣議決定、公明、30日に意見集約(読売・1面)
●楽天格安航空に参入、旅行サイト顧客拡大再参入のエアアジアに出資(読売・11面)
●株主総会に変化あり、モノ言う株主、増配要求(朝日・8面)
●ソニー社長報酬1.8億円、赤字でも、円だと2割増(朝日・8面)
●大学内定率61%も今年1月時点、改善傾向(東京・7面)
●三菱自が小型車供給、クライスラーアジアで販売、9年ぶりに協力関係(日経・1面)
●スマホで生活支援火花、グーグル、車・住宅向け強化、アップルと主導権争い(日経・3面)
●ZMP、名古屋大と、自動運転の公道実験へ、東京五輪での実用化狙う(日経・13面)
●EV充電器を大量設置、三井不動産とNEC(日経・15面)
ひとくちコメント
パイロット不足で欠航が相次ぐなど、何かと話題の多い格安航空会社(LCC)だが、今度はネット通販大手の楽天がマレーシアのLCC「エアアジア」の日本法人に出資して、航空事業に本格参入するという。
エアアジアは2011年8月に全日空(ANA)との合弁会社「エアアジア・ジャパン」を設立し、成田空港を拠点に国内3番目のLCCとして就航した。しかし、予約システムが複雑なことや日本人に不向きなサービス体制であったことなどから搭乗率が低迷したため、2013年10月には出資を引き揚げて、日本市場から撤退していた。
ところが、日本ではLCCの登場で新たな航空需要が生まれ、航空路線を利用する人が増大しており、エアアジアも日本への参入の意欲を捨てきれないでいた。すでに新会社「エアー・イノベーション」を東京に設立するなど、日本への再参入に向けて新たな提携先を模索していた。
そんな矢先にエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)と楽天の三木谷浩史社長の利害関係が一致して急接近。両社は今回の提携を7月1日にも発表するという。
「楽天、エアアジアと提携」の記事は6月26日の朝日や日経の夕刊が報じたほか、きょうも読売などが取り上げている。楽天が航空事業に参入するのは「旅行サイト“楽天トラベル”の顧客層を広げる狙いがある」(読売)。
さらに、楽天は電子商取引のネットサービス事業のアジア展開を加速しており、それにはマレーシアを中心に東南アジア全域で「圧倒的な知名度を持つうえアジアの“看板”の力を借りて一気に楽天ブランドを浸透させたい考えだ」(日経)とみられる。
【新聞ウォッチ】楽天、LCCのエアアジアと提携し、航空事業に参入へ
《福田俊之@レスポンス》
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