新連載【原石たちの現場】子供を育む自転車活動
オピニオン
コラム
筆者が中学生の頃は、MTBブームがあり、暇さえあれば友人たちと走り、高校からはトラック競技も経験した。
就職などでブランクがあり、いつかまたやろうと思っていた自転車を子供の補助輪が外れたのを契機に再開。同じ趣味を持つ友人の手助けもあって週末は子供か自分が、もしくは家族でサイクルイベントに参加する生活を始めた。
◆大きく変わった自転車業界
10年ぶりに見る自転車や雑誌、業界そのものは様変わりし、自分の過去の知識との違いに戸惑いもあったが、今でも子供や友人家族とのサイクリングやイベント参加に週末を費やすことが出来ている。
家族の趣味だった自転車も、子供が成長するにつれキッズレースが中心になってくる。
◆自転車業界の将来を担う子供たち
野球やサッカーではなく自転車を選んだ子供たちのサポートをする事に充実感を覚え、キッズ主体のチームや普及に興味を抱くようになった。現在少数派ながら頑張っているサイクルキッズたちが、将来に希望を抱けるようになり、更に将来のサイクルキッズに夢を与える存在になる事を微力ながら手助けする事が出来ればと考えている。
本コラムでは、筆者の日頃の活動と、関連団体や個人のレポート、家族という視点で自転車を楽しむ魅力を、少しでも興味のある方々にお伝えできれば幸いと思っている。
《高橋智宏》
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