【ベルギー選手権14】本場のレースはピクニック気分!? 現地レポート
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そのベルギー選手権、レースよりも観客たちに目がいった。みんな普段着で買い物に行くような出で立ちだ。自転車ジャージを着ている人はごくわずか。そもそも自転車に乗って来ている人も少ないようだった。
ゴールから少し離れた広場には巨大スクリーンが設置されており、レース後半からはテレビ中継が流された。テレビ中継はバイクカメラからの映像はもちろん、ヘリコプターによる空撮もある。
みんなビールを片手にスクリーンの映像を観ながらのんびり観戦している。コース脇で応援する人もいれば、友人たちと談笑しながら少し遠くから眺める人もいる。
ベルギーの観客というと『熱狂』というイメージがあったが、そんなことはなく実におだやかだ。自転車ロードレース観戦が特別なものではなく、ちょっと近所へピクニックに来たような感じだろうか。
レースは周回コースで行われたため、何度も選手が目の前を通過する。観客はおだやかと書いたがゴール付近のファンは選手が来るたびに、コース脇の看板をバンバンとたたく。これはヨーロッパのレースではおなじみだ。
子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い年代の観客がハンバーガーやビールを片手にレースを楽しんでいた。そのゆったりとした様子こそが、本場の観戦スタイルなのだろう。
《五味渕秀行》
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