【ツール・ド・フランス14】観客の多さにさすがの新城も「疲れた」
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
この日のチームは、途中のスプリントポイントを含め取れるポイントは取りに行くという作戦。そしてゴールはブライアン・コカがスプリントするというオーダー。新城はピエール・ローランのアシストとして序盤を走り、ゴールに向けてはコカのために集団の先頭に出て仕事をする姿が見られた。
レース序盤に3選手の逃げが容認されたが、残り距離80km地点で逃げていた3選手の中から42歳のイェンス・フォイクト(トレックファクトリー)が単独でベースアップ。あきらめて後続集団を待つ2選手を引き離し、単独走行が始まる。しかし、スプリンターを擁するチームの追い上げによって吸収され、レースは各チームの主導権争いとなる。
ゴール近くになるとコカのためにヨーロッパカーは新城を中心に限られた人数だったが前方で位置取りに加わる。コカはその動きに応え、初出場ながらゴールスプリントで4位に入った。途中のスプリントポイントで獲得したポイントと合わせ、ポイント賞はマルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)に続く2位。翌日にマイヨジョーヌを優先着用するキッテルからの繰り下がりで、コカはポイント賞ジャージ、
マイヨベールを着用して第2ステージを走る。
「ちょっとレースの間が開いたので、キツい1日だった。とにかく今日は観客の多さに驚いた。今までのツールでもこんなに見たことがない。しかし、その観客がコースにせり出てコース幅が狭まり、集団の後ろがつまって、いったん足を停めなければいけないところもあった。本当に危なかったし、1日中観客を避けることに神経を遣っていたから、とても疲れた」と新城。
「でも、ブライアンの4位でチームはいいスタートが切れたのでよかった。明日は相当サバイバルなレースになりそうだからこそ、自分の出番です」
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