【ツール・ド・フランス14】第6ステージはグライペルが今大会スプリント初勝利
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
残り60km付近で起こったオメガファルマ・クイックステップによる横風攻撃は、落車で遅れたマイヨベールのペーター・サガン(キャノンデール)らを待つためにスローダウンし、レースには大きな影響を与えなかった。集団先頭は引き続きジャイアント・シマノ、アスタナらが固めている。
逃げているのは、以下の4人。
トム・リーザー(ベルキン)
ルイス・マテマルドネス(コフィディス)
ジェローム・ピノー(IAMサイクリング)
アルノー・ジェラール(ブルターニュ・セシュ)
残り37km(157km地点)の4級山岳ルシーは再びマテマルドネスが首位通過し、1ポイントを加算した。
メイン集団は少しずつ逃げの4人に詰め寄り、残り12kmで最後まで逃げていたマテマルドネスを捕えた。
ゴール近くは再び横風が強く、またもオメガファルマ・クイックステップがペースを上げる。集団から遅れる選手が出てくる中、今大会スプリント3勝のマルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)も脱落し、ステージ優勝争いのチャンスを逃す。キッテルはパンクとの情報もある。
集団前方では新城幸也(ヨーロップカー)もチームメイトのために位置取りを行うが、残り1kmでミカル・クビアトコウスキー(オメガファルマ・クイックステップが)がアタック。しかし、この動きは成功せず、勝負は集団スプリントにゆだねられる。
最後はドイツチャンピオンジャージを着るアンドレ・グライペルが、アシストがいない中で好位置をつかみ、鋭い加速で勝利を手に入れた。グライペルは今年のツールでは初のステージ優勝で、通算6勝目。
2位はアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)、3位にはサミュエル・ドゥムランが続いた。
ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)は、総合首位のマイヨジョーヌを守った。他のジャージも変更なく、マイヨベールとマイヨブランはサガン、マイヨブランアポアルージュはシリル・ルモワンヌ(コフィディス)がキープしている。敢闘賞はマテマルドネスに贈られた。
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