【ツール・ド・フランス14】圧巻の独走力を見せたマルティン「追走集団の士気をくじいた」
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残り59km、1級山岳の上りでデマルキを振り切ると、その後は圧巻の独走力を発揮して追走集団とメイン集団を寄せ付けず、単独逃げ切りでステージ優勝を獲得。過去にツールでは個人TTで2勝しているマルティンだが、ロードステージでは初優勝となった。
また、山岳ポイントを18まで稼いだことで、マイヨブランアポアルージュにも袖を通し、敢闘賞も手に入れた。
第1ステージでエースのマーク・カベンディッシュがリタイアしたオメガファルマ・クイックステップだが、チームにとっては第7ステージのマッテーオ・トレンティンに続く今大会2勝目となった。チームから発表されたマルティンのコメントは以下の通り。
「自転車界でこういうことができる選手は、そんなにいないと思うよ。でも、僕は決定的なアタックや駆け引きができない選手だから、こうするしかないんだ。1時間以上のTTではこういうふうに頑張れるし、3、4時間の山岳ステージでもこういう力を出せるんだ。たった2人で逃げることが、僕の能力に合っている。僕たちはただ走り続け、うまく協力していた。完璧な1日だったね」
「後ろから28人の集団が追いかけていた。僕には、逃げ以外のチャンスは厳しかっただろう。フィニッシュは平坦で、僕はスプリントは速くないからね。だから、一か八かだった。差が3分以上に広がって、彼らの士気をくじいたね。その瞬間、ひとりで行って、いいTTのパフォーマンスを見せられたら、成功できるかもと思ったんだ」
「カブ(カベンディッシュ)がリタイアしたときは、たぶん一時的に士気が下がったよ。でも、すぐに僕たちは攻撃的なレースをしようと決心したんだ。マッテーオ(トレンティン)の1勝目は、プレッシャーを軽くしてくれた。僕のツール・ド・フランス初のロード勝利で、さらに士気を上げることができてうれしいよ」
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