【世の中】池袋暴走から3週間、脱法ドラッグ「指定薬物」にスピード指定
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2014年7月16日付
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ひとくちコメント
厚生労働省が、脱法ドラッグに含まれる2つの物質について、薬事法による所持や使用などを禁じる「指定薬物」に緊急指定した。
脱法ドラッグについては、JR池袋駅近くの繁華街で乗用車が暴走し、8人が死傷した事件で逮捕された男が使用。その後も事件・事故が続出していることから「迅速に指定して禁じないと社会的に大きな影響が出る」(田村厚労相)との恐れがあることから、緊急指定となったという。
各紙も7月15日夕刊で「脱法ドラッグ『指定薬物』スピード決定」(毎日)などと、社会面で大きく取り上げていた。池袋での暴走事故が発生したのは6月24日だから、わずか3週間でのスピード指定である。
指定に当たっては通常、厚労省の審議会で人体への毒性などを検討するほか、有識者などからの意見を聞く手続きも必要で、早くても数カ月から半年程度かかるという。今回の脱法ドラッグは警視庁の鑑定で、大麻と同様の作用がある2種類の物質を含んでいることが判明しており、事故の重大性などとあわせて考慮し、指定に踏み切ったとみられる。
それにしても、脱法ドラッグばかりでなく、北海道小樽市では「飲酒運転」による悲惨なひき逃げ事件も発生するなど、危険運転のドライバーが後を絶たない。日本自動車工業会の池史彦会長も「メーカーが何か対策を講じるかどうかを議論する以前の問題」と言葉を詰まらせたのももっともである。
悪質な運転を減らすには取り締まりの強化とともに、要するに、運転する者に課せられた義務である「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という標語を常に浮かべて、モラルのある運転に頼るほかにないようだ。
【新聞ウォッチ】池袋暴走から3週間、脱法ドラッグ「指定薬物」にスピード指定
《福田俊之@レスポンス》
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