【ツール・ド・フランス14】不屈の精神で完走したタランスキー「チームのため、仲間のために走り続けた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】不屈の精神で完走したタランスキー「チームのため、仲間のために走り続けた」

スポーツ 短信
アンドリュー・タランスキー(ガーミン・シャープ) 第7ステージでの落車直後
アンドリュー・タランスキー(ガーミン・シャープ) 第7ステージでの落車直後 全 4 枚 拡大写真
アメリカ人のアンドリュー・タランスキー(ガーミン・シャープ)は、前哨戦のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネで逆転総合優勝し、チームのエースとしてツールを迎えた。しかし、第7ステージ、第8ステージと2日間連続で落車し、その身体は満身創痍となっていた。

第11ステージ、腰に痛みを抱えていたタランスキーは、コース中盤の上りで集団から遅れ始める。一度はバイクを降りて苦痛に顔をゆがめ、チームカーの監督からもリタイアを説得された。しかし、再びバイクにまたがると、痛みに耐えながらも走り続けた。最終的にタイムアウトギリギリの32分05秒遅れ、ステージ最下位でゴールする不屈の精神を見せた。

ツールの公式サイトで、タランスキーは「腰は痛いけど、チームのために走り続けたかった。チームのため、仲間のために走り続けたんだ。彼らはこのツールで僕に信頼を置いていた。彼らが僕にためにしてくれたすべてのことを思うと、やめたくなかったんだ」とコメントしている。

ガーミン・シャープのチャーリー・ウェゲリウス監督は「彼は予想以上に悪かった。あれだけ走れたことには満足できる。彼は諦めたくなかったんだ。サイクリストとしては典型的だけど、アンドリューの場合はさらにそれ以上だ。彼にはもっといい成績がふさわしかった。原因は2日間で2度のクラッシュだ。ロビー(ハンター第2監督)が現在の状況について安心させることが、彼には必要だった。ロビーはフィニッシュラインまで彼に話し続けていたんだ。こういう性格の人間にとって、フィニッシュラインに到達することは極めて当然のことだ」とタランスキーの精神力をたたえていた。

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