【ツール・ド・フランス14】不屈の精神で完走したタランスキー「チームのため、仲間のために走り続けた」
スポーツ
短信

第11ステージ、腰に痛みを抱えていたタランスキーは、コース中盤の上りで集団から遅れ始める。一度はバイクを降りて苦痛に顔をゆがめ、チームカーの監督からもリタイアを説得された。しかし、再びバイクにまたがると、痛みに耐えながらも走り続けた。最終的にタイムアウトギリギリの32分05秒遅れ、ステージ最下位でゴールする不屈の精神を見せた。
ツールの公式サイトで、タランスキーは「腰は痛いけど、チームのために走り続けたかった。チームのため、仲間のために走り続けたんだ。彼らはこのツールで僕に信頼を置いていた。彼らが僕にためにしてくれたすべてのことを思うと、やめたくなかったんだ」とコメントしている。
ガーミン・シャープのチャーリー・ウェゲリウス監督は「彼は予想以上に悪かった。あれだけ走れたことには満足できる。彼は諦めたくなかったんだ。サイクリストとしては典型的だけど、アンドリューの場合はさらにそれ以上だ。彼にはもっといい成績がふさわしかった。原因は2日間で2度のクラッシュだ。ロビー(ハンター第2監督)が現在の状況について安心させることが、彼には必要だった。ロビーはフィニッシュラインまで彼に話し続けていたんだ。こういう性格の人間にとって、フィニッシュラインに到達することは極めて当然のことだ」とタランスキーの精神力をたたえていた。
《》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代