イエローが映えるランボルギーニ ウラカン、生産ラインで伊独の技が混ざり合う
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
アウディのネッカースウルム工場で完成され、そして輸送されてきたホワイトボディーには、エクステリアやインテリアのパーツや、V型10気筒エンジンを始めとするメカニカルなパートが、アッセンブリーライン上で装着されていく。1ステーションでの作業時間は34分と長く、現在の段階では1日8時間の1シフト体制で工場は稼働している。いくつかのステーションには、工業用ロボットによる完全自動化された工程もあり、1960年代に完成して以来の、クラシカルな外観をそのまま残してはいるものの、生産ラインそのものは、あくまでも最新世代のそれといった印象だ。
アッセンブリーラインの終盤には、ベンチテストを行うためのブースなど、品質管理のためのステーションがいくつかある。さらに完成車は、10台に1台の割合でラインとは別の計測室に持ち込まれ、ここで約2時間をかけて、レーザーシステムによって、製品精度が規格内にあるかどうかがチェックされる。さらに完成車のすべてには、出荷前に本社周辺の一般道を使用したロードテストも行われる。ここで何らかの不具合が発見されれば、トラブルシュートのための処置が施されることになる仕組みだ。これらの徹底した品質管理は、スーパースポーツ市場でランボルギーニの評価を高め、結果的にメーカーとしての成長にさらなる加速度を生み出すだろう。
オール・ランボルギーニ・メイドの『アヴェンタドール』と、まさにイタリアとドイツの技と知の組み合わせによって生み出されるウラカン。その魅力的なコンビネーションは、ベントレーにおける『ミュルザンヌ』と、『コンチネンタル』、『フライングスパー』の関係にも似る。VW&アウディ・グループのプレミアムブランドが、市場で躍進を続けるのはなぜか。その理由の一端を、ランボルギーニの本社工場を見ることで、改めて確認することができた。
【ランボルギーニ ウラカン 日本発表】生産ラインを見た…イタリアとドイツ、技と知が混ざり合う
《山崎 元裕@レスポンス》
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