【ツール・ド・フランス14】大会を代表する選手に成長した新城幸也のピレネー越え | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】大会を代表する選手に成長した新城幸也のピレネー越え

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【ツール・ド・フランス14】大会を代表する選手に成長した新城幸也のピレネー越え
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ツール・ド・フランス3週間はピレネーでの山岳3連戦を戦い、ヨーロッパカーの新城幸也の走りに各チームの監督陣が注目した。日本人という珍しさはすでになく、この大会を代表する選手となったと言えるみごとな走りだった。

いつものように序盤からヨーロッパカーは積極的に逃げを試み、2つ目の3級山岳に入るところでは20名の逃げ集団にトマ・ボクレール、ペリーグ・ケムヌー、そしてブライアン・コカールの3人が含まれていた。

20名の逃げは4分ほどのタイム差を保ちレースは進んだが、ツールマレーの上り口手前から、メイン集団はじわじわとタイム差を詰めていった。山岳に入ると20人の逃げグループは崩壊。さらにメイン集団から山岳のエースらを守るアシスト選手がペースを上げ、逃げグループから脱落した選手たちをパスしながら山頂を目指した。

このとき、すでにメイン集団は30人ほどに絞られ、その前には逃げている数名の選手が先行というレース状況の中、新城はメイン集団でチームのエース、ピエール・ローランのアシストをしながら山頂を通過した。

新城はその後も最後の超級山岳での登り口まで30人弱に絞られた優勝争いにかかわるメイン集団でローランを守るが、残り15kmで遅れ始めて11分54秒遅れの34位でステージを終えた。

「第17ステージの疲れもきちんと抜けていて、調子よく上ることができた。ここを越えたので、パリのゴールがグッと近づいたと思う。疲れもないし元気。しかし明日は天候もよくないようだし、逃げ切る可能性もあるコース。気を抜かずに頑張りたい」と新城。

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