【ツール・ド・フランス14】総合2位に浮上したピノ「重要なのは日曜日の順位」

第18ステージ、フランス期待の若手、ティボー・ピノ（FDJ）はアレハンドロ・バルベルデ（モビスター）を抜いて総合2位に浮上した。

またマイヨブラン（ヤングライダー賞）争いでもロマン・バルデ（アージェードゥーゼル）との差を2分27秒と広げ、ジャージを守った。あとは、第20ステージの個人タイムトライアルでバルベルデ、ジャンクリストフ・ペロー（アージェードゥーゼル）相手に表彰台の一角を守れるか注目だ。

ツール公式サイトに掲載されたピノのコメントは以下の通り。

「間違いなく疲れているよ。でも、いい仕事をしたね。バルベルデが下りでアタックしたとき、弱みを見せたと思ったよ。ニーバリがアタックしたときは、慌てたり、ついていこうとするのは意味がないとわかった。さもなければ、僕たちが危機に陥るリスクが大きすぎたからね」

「その後はバルベルデとペローからタイムを稼ごうと思った。バルベルデに対してはうまくできたけど、ペローにはほんのちょっとだったね。マイヨブランに関しては、バルデに対するリードはちょっと広がった」

「タイムトライアルが決定的になるだろう。木曜や金曜の夜に総合2位なのもいいけど、本当に重要なのは日曜の夜だ。スタート以来、築き上げてきたものを無駄にしたくない。表彰台圏外でフィニッシュしたくないんだ」

「でも、2位と4位の差はたった15秒だ！　3人（ピノ、ペロー、バルベルデ）の中では僕はタイムトライアルは得意じゃない。重要な1日になるだろう。最近の僕はタイムトライアルも改善しているんだ」