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【鈴鹿8耐】No.634 MuSASHi RT HARC PRO 2連覇達成

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【鈴鹿8耐】MuSASHi RT HARC PROが2連覇…雨やクラッシュ、荒れ模様のレース展開制す
【鈴鹿8耐】MuSASHi RT HARC PROが2連覇…雨やクラッシュ、荒れ模様のレース展開制す 全 20 枚 拡大写真
2014年のコカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース第37回大会は、19時30分にゴールを迎え、No.634 MuSASHi RT HARC PRO『Honda-CBR1000R』(高橋巧/レオン・ハスラム/マイケル・ファン・デル・マーク)が172周で優勝した。

急な大雨によりレース開始が1時間5分延期され、その影響で今年は6時間55分のレースになるという展開で幕を開けた今年の鈴鹿8耐。晴れてドライコンディションになっては、また大雨でウエットとなり、そしてまた晴れるという気まぐれな天候に見舞われ、No.12 レジェンド オブ ヨシムラ スズキ シェル アドバンス『SUZUKI-GSX-R1000L4』(ケビン・シュワンツ/辻本聡/青木宣篤)が序盤で姿を消すなど、各チームを苦しめた。

その中で、634番は4時間を迎える前に2位浮上。この時点でトップを走るNo.11 F.C.C. TSR Honda『Honda-CBR1000R』(秋吉耕佑/ジョナサン・レイ/ロレンツォ・ザネッティ)との差は1周あったが、エースの高橋が諦めずに猛追。そのプレッシャーを感じたのか11番秋吉が108周目にまさかの転倒。これで634番がトップを奪う形に。ファン・デル・マークがファステストラップを記録、ハスラムも前半の雨が降る難しいコンディションを着実に走行するなど、3人が手を抜かない走りを披露した。

3度目のセーフティカーが解除となった残り40分で、最後のピット作業を行い、今年も高橋がアンカーを担当。その後もセーフティカーが入るなど波乱が続いたが、最後まで着実にゴールまで走り続けチェッカーを受けた。同一ペア(2人体制)での連覇は過去に何度かあるが、同一トリオ(3人体制)での連覇は8耐史上初。表彰台の頂点でトロフィーを掲げた高橋は「やはり2連覇はまた別の喜びがあって嬉しい」と、心境を語った。

2位にはNo.34 ヨシムラ スズキ シェル アドバンス『SUZUKI-GSX-R1000L4』(津田拓也/ジョシュ・ウォーターズ/ランディ・ドゥ・プニエ)が入った。今回はレジェンドチームに注目が集まる中で、現役でチームを引っ張る津田拓也がポールポジションを奪取。決勝も粘り強く走ったが、あと一歩及ばなかった。表彰台で津田は「ヨシムラ60周年では勝てませんでしたが、61周年(来年)では勝ちます」と、早くも来年でのリベンジを誓った。3位にはNo.17 Team KAGAYAMA&Verity(芳賀紀行/ドミニク・エガーター/加賀山就臣)。Moto2ライダーのエガーターの活躍もあり、2年連続で表彰台の一角を勝ち取った。

レース後にはメインストレートを開放。勝者を称える花火も盛大に打ち上げられ、2014年の鈴鹿8耐は幕を閉じた。

◆2014鈴鹿8耐 最終結果
1位No.634 MuSASHi RT HARC PRO(高橋巧/レオン・ハスラム/マイケル・ファン・デル・マーク)
2位No.34 ヨシムラ スズキ シェル アドバンス(津田拓也/ジョシュ・ウォーターズ/ランディ・ドゥ・プニエ)+59.844秒
3位No.17 Team KAGAYAMA&Verity(芳賀紀行/ドミニク・エガーター/加賀山就臣)1周遅れ
4位No.07 MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP(中須賀克行/ブロック・パークス/ジョシュ・ブルックス)1周遅れ
5位No.104 TOHO Racing with MORIWAKI(山口辰也/國川浩道/小林龍太)2周遅れ

【鈴鹿8耐】No.634 MuSASHi RT HARC PRO、着実な走りで2連覇達成

《吉田 知弘@レスポンス》

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