【ツアー・オブ・ユタ14】第6ステージで元ツール王者のエバンスが逃げ切りで超級山頂を制す
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
スタート直後、この日も積極的な42歳のベテラン、イェンス・フォイクト(トレックファクトリーレーシング)がアタックし、これに追走の10数人の選手たちが合流。さらにカデル・エバンス(BMCレーシング)もメイン集団から単独で追いつき、15人の先頭集団が形成される。
BMCレーシングはエバンスの他に3人のチームメイトを先頭に送り込み、ガーミン・シャープがコントロールするメイン集団との差を4分以上まで開く。
最後の上りで先頭はエバンスを含む4人に絞り込まれ、残り300mでジョーイ・ロスコプフ(ヒンカピー・スポーツウェア)がアタック。しかし、エバンスは落ち着いてこれを捕え、逃げ切りでステージ優勝をつかみとった。ロスコプフは惜しくも3秒差で2位、リカルド・ツォイドル(トレックファクトリーレーシング)が7秒差で3位に続いた。
リーダージャージのトーマス・ダニエルソン(ガーミン・シャープ)は最後に追い上げ、エバンスから14秒差のステージ6位でゴールし、総合首位の座を守った。エバンスは、2分29秒差の総合6位に浮上している。
2011年ツール・ド・フランス王者のエバンスは、大会のプレスリリースを通じ「当初の作戦どおりだった。作戦は立てるのは簡単だけど、実行するのは難しい。ミッキー(シェアー)、ダニーロ(ウィース)、ヤニック・エイセンは、やるべきことをやってくれた。彼ら3人が逃げに入って、追いつけるかどうかは僕次第だった。大差をつけれらたのは、彼らのおかげだよ。最終的に総合順位を大きく上げるには十分じゃなかったけど、ステージ優勝争いではいい位置に入れた」と、作戦が決まったことを喜んでいた。
10日の最終ステージも厳しい山岳ステージで、総合優勝争いが白熱するだろう。
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