【原石たちの現場】子供のチャレンジは等しく勝者に値する | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【原石たちの現場】子供のチャレンジは等しく勝者に値する

オピニオン コラム
全国小中学生マウンテンバイク大会
全国小中学生マウンテンバイク大会 全 8 枚 拡大写真
趣味として子供と自転車に乗る上で選択肢の一つになるのがレース参加だ。

もちろん、レースではなくてもサイクリングイベントや自分で計画を立ててのサイクリングなど、楽しみ方はたくさんあるが、家族や友人で目標を立てて練習し、レースに挑むのも子供にとって貴重な経験になる。

筆者の知る上で全国大会と名前がつくサイクルイベントが二つあり、そのうちの一つが白馬で開催されている全国小中学生マウンテンバイク大会だ。

子供の補助輪が外れ、レース形式のイベントに参加し始めてから毎年、白馬に通い続け7年になる。その間に会場で知り合った方と親交を続け、地元の方々には毎年暖かく迎え入れてもらっている。

毎年感じる事は、子供たちがこの大会で大きく成長することだ。

自分の子供だけではなく、一緒に参加している子もレースを通して色々な経験を積み飛躍的に成長している。

自転車に対するスキルや体力の向上など、一年ぶりに会う子たちは外見的にも大きく成長しているが、一年間の目標を立ててこの日に挑む子供たちは精神的にも成長し、レースの中で更に進化していく。

レースなのでもちろん順位はつくし、それぞれの子は勝ち負けを感じ、成功か失敗かを身を持って感じる事になる。

しかし、ゴールした後に喜ぶ子も悔し泣きする子も全ての子が勝者である。その所以は、競技者としての第一歩を踏み出し、一年間のモチベーションを手に入れるからだ。

確かにその日は順位がつくが、勝った子も負けた子も将来において大きな物を手にしている。

それは後にプロレーサーを目指すだけではなく、どの道に進む事になっても大きな財産となるものだろう。

《高橋智宏》

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