【澤田裕のさいくるくるりん】傷みが気になる自転車も、オーバーホールで新品同様?
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
この自転車はニュージーランド半周の海外ツーリングに出かける前に購入した、今はなき神田・アルプス製のランドナーです。ロードバイクを購入してからはすっかり出番が減ってしまい、昨年の会津ツーリングで乗ったのを最後に、長いこと輪行バッグに入れたままにしてありました。
愛着があり、かつ乗りこなしてもきた自転車に、なぜ乗らなくなってしまったのかといえば、やはり手元で変速ができるうえに車重も軽いロードバイクのほうが楽ちんだからです。自宅から店まで久しぶりにランドナーに乗ってみると、たいした距離でもないのに神経を使いました。ブレーキの効きが悪く、変速にも不調を来していたせいでしょう。かつて参加したツール・ド・沖縄の本島一周ではロードバイクを抜かす勢いで坂を下りましたが、今では怖くてとてもそんなことはできません。ただ、逆に言えばこうした問題が解決して当時の走りを取り戻せば、気持ちよく走れるようになるはずです。
オーバーホールでは装着された部品をいったん外し、ギヤ板やチェーン、ワイヤなど経年劣化した部品は交換します。また、ハブやヘッドパーツ、ボトムブラケットといった回転部分にはグリスを注入。ホイールやリヤエンドなどに、振れや曲がりが生じていないかどうかもチェックします。僕の愛車の場合、変速の不調についてはリヤエンドの曲がりが心配されましたが、その場でチェックしてもらったところそれは大丈夫でした。
前述したような作業は、店に任せずとも自身で行うこともできます。ただし、そのためにはそれなりのスキルが必要ですし、専用の工具もそろえなければなりません。愛車をいじる程度ではなかなかスキルが身につかず、高価な工具を手に入れるのも割に合いませんから、結果として任せたほうが“お得”というわけです。
店主の大前仁さんは、「これまでロードバイクに乗っていた人が、ゆったりとした走りを楽しみたくてツーリング車に移行している」とおっしゃってましたが、僕もそんな気になるかどうか。それは数週間後に戻ってくる愛車に乗ってのお楽しみです。
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