【USAプロチャレンジ14】8月18日開幕、42歳フォイクトが現役最後のレース「自分の力を一滴残らず出し切る」
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ツール・ド・フランスに史上最多タイ17回出場した42歳のフォイクトはドイツ人だが、2012年にステージ優勝を挙げたアメリカのレースを最後の戦いの場に選んだ。大会から発表された会見の内容の一部は、以下の通り。
「そう、これが僕の最後のレースになる。自分でもまだ信じられないよ。人生でスタートリストにサインするのも最後だね。僕は33年間、自転車選手だった… 人生の大部分だ。大きな塊が終わろうとしている。この先は多くの挑戦があるだろう。すばらしい瞬間に出会えたし、世界最高の人たちと出会えた。自転車というスポーツと、それが僕に与えてくれたものに感謝している」
「僕は自らの運命を支配したいんだ。好調のままやめて、もう一度見せ場を作りたい。自分の力を一滴残らず出し切るんだ。僕の脚は『もう一年は続けられるぞ』と語っているから、選手たちは僕が最後に逃げると賭けているだろうね。去年の終わりには、今シーズンについて話し合っていた。僕は、立派に最後のシーズンを過ごしたかったんだ」
「アメリカには最高のファンのベースがあると思うんだ。僕のキャリアをここで終えるのが、ふさわしいと思っていた。『バカげた』逃げを続ける自由をもらえることを願っているよ。ここの空気はフレッシュで澄んでいると感じるんだ。美しい州だよ。マウンテンバイクやハイキングもできればいいね。ここにいるとちょっとした心の安らぎを感じるんだ。魂にとっていいんだね。幸せな気分になるよ」
USAプロチャレンジは、16チーム、128選手が出場。地元コロラド州出身で昨年総合優勝のティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)をはじめ、トム・ダニエルソン(ガーミン・シャープ)、イバン・バッソ(キャノンデール)、ラファル・マイカ、マイケル・ロジャース(ティンコフ・サクソ)、フランク・シュレク(トレックファクトリーレーシング)などの有力選手も参戦する。
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