【澤田裕のさいくるくるりん】自転車で走るだけではない、サイクリングクラブの存在価値
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コラム

いえ違いますね、ごめんなさい。この日はちょうど、僕が所属する港サイクリングクラブ(MCC)の創立65周年を記念するパーティが催されたため、それに出席しただけです。
サイクリングクラブで記念パーティ、しかも会場はホテルというと驚く方もおりましょうが、僕が入会する前となる創立25周年から5年ごとの節目に記念行事を開催。そのパーティには内外から100人を超える参加がありました。
この連載(第3回)で「月に何回も行事のある活動的な」と紹介したMCCは、月2回のクラブランを催しています。都内を起終点とする日帰りのランは、大使館巡りや高層ビル巡り、忠臣蔵の史跡巡りとさまざまなテーマを設けてマンネリに陥るのを防ぎ、同じ日帰りでもアプローチに鉄道を利用したランでは、関東各県はもとより静岡や山梨、長野まで足を延ばしています。さらに宿泊を伴うランも年に数回。ゴールデンウィークは関西の友好クラブと合同し、30人を超える大所帯で走るのが恒例です。
そして、MCCならではと僕が感じているのが月1回のミーティング。この場は自転車に限らず、会員の仕事や趣味を生かしたテーマで催されています。その一例を挙げると、幼稚園の先生が担当した「布に絵を描く」、大工さんなら「D.I.Y.」、お医者さんは「認知症とその予防法」、そしてバーテンダーが語る「酒のうんちく話」、居合を修行する会員の「日本刀と居合道」と実に多彩です。
そして、そのどれもが知識と経験に裏打ちされた中身の濃いものばかりで、おもしろくてためになること間違いなし。のみならず「自転車が好き」という共通項だけで集まっている会員の、意外な一面を知ることもできます。
9月の連休には記念行事の1つとして、東京~直江津(300km)のタイムトライアルを実施。僕も完走を目指して参加します。はたして、その結果は? 開催直後の本コラムでお知らせします。
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