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【津々見友彦の6輪生活】自転車用ライトの新鋭、Blackburnの誠実なものづくり

オピニオン コラム
“Blackburn”の「Flea2.0 USB」シリーズ
“Blackburn”の「Flea2.0 USB」シリーズ 全 7 枚 拡大写真
クルマの多い昼間の市街地での自転車ライドでは安全のために、私は昼間でもライト点灯で走る。

◆小型軽量で経済性も欠かせない

勿論、夕暮れ、夜間のライトは必須。市街地ではライトで前方の障害物を見る意味は殆どなく、対向車へのアピールが主な目的。とは言え、街灯が無かったり暗い道路では路面の突起や段差を発見するために市街地でも明るいヘッドライトは必須。

ロードバイクのライトはやはり軽量小型なのが条件だ。あまり大きいのではバイクのデザインをスポイルしてしまう。また折角軽量な自転車なので、重くしたくない。そして、足に負担をかけたくない。最新のLEDライトの発電機はかなり軽いらしいが、発電機が無い方がより楽だ。そして経済的なこと。

今でもボタン電池2個で作動するLEDリヤライトを持っているが、電池交換に500円程度も掛かるのが難点。

そこで、軽量、小型、しかも充電式でかつ明るいヘッドライトとテイルライトが欲しい訳だ。

◆Blackburnの「Flea2.0 USB」シリーズが優れている理由

最近、この条件にピッタリのライトをひとつ見つけた。

アメリカ人、Jim Blackburn氏が創業した“Blackburn”の「Flea2.0 USB」シリーズのフロント用とリヤ用だ。どちらも4灯のLEDタイプ。17gと小型でコンパクトだ。そしてUSBジャックで充電器でもパソコンからでも充電できると言う優れもの。

フロント用にはマジックテープタイプのしっかりしたベルトが付属。リヤ用は頑丈なクリップ付きなので、自転車のシートポストでもサドルでも、荷台でもまたデイバッグでも何かベルトなどを利用して取り付けられとても使い勝手が良い。

実際に取り付けて驚いた。明るいのだ!高輝度LEDによりおよそ40ルーメンの明るさで照らす。私の自宅近くの道路では100m先の反射式の速度標識がチカチカと光り、100m手前から私の存在を相手に認識させられる。

更に嬉しいのは軽くライトの上部に“ひさし”があり、光がライダーの目に直接入らない。なので、眩しくなく、視界が阻害されないのだ。このあたりの設計もさりげなく良く吟味されている。

赤いテイルランプも同様、40ルーメンなので以前ツーリングで夜になった時に後続の友人からその明るさが好評だった。

◆カタログスペックと実用に乖離が少ない

点灯モードはフロント、リヤ共に、明るいハイモード(1時間連続使用可能)と3時間連続使用のスタンダードと、点滅で約5時間使用可能なモードがあり、私はもっぱらこの点滅モードで使用している。

明るいだけあり、さすがにバッテリィの上がりは早い。とは言え点滅で約5時間のカタログスペックに近い性能なので、明るいので充分に満足している。

良く出来ているのは、ライトをオフした時に電池が減ると赤い警告灯が点灯して知らせてくれる。

充電するにはPCまたは自宅のUSB充電器に専用マウントを差込み、ランプの接点同士を合わせるとマグネットでカチンと正しい位置に収まる。赤い充電インジケーターが点滅し、充電が始まる。満充電になるとグリーンライトが点灯して知らせてくれる。

接点がライト裏にあり、しかも防水性も高そうなので水没しない限り安心の様子。

定価は税別で3200円で安くはないが、高輝度で明るく小型。しかも充電式の経済性を考えるとコストパフォーマンスの高いLEDライトと言える。

《津々見友彦》

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