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鹿沼由里恵がパラサイクリングロード世界選手権で金メダル

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鹿沼由里恵がパラサイクリングロード世界選手権で金メダル
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パラサイクリング(障がい者自転車)ロード世界選手権は米国サウルカロライナ州グリーンビル市で8月29日に女子視覚障害タンデムクラス・ロードタイムトライアルが行われ、鹿沼由里恵(メットライフ生命)が優勝した。

タンデムとは2人乗り自転車のことで、パイロットと呼ばれる前側の走者は女子競輪選手の田中まいが務めた。パイロットをオリンピックのメダリストが務めることがあるなど、世界的にレベルの高い種目だが、アジアペアとして初めてのロード種目で金メダルを獲得した。

同種目はグリーンビル市郊外の周回コース(8.3km)を3周回し、ゴールまでのタイムを競い合うもの。1周目はニュージーランドのペアから1秒遅れの2位で通過するも、その後ペースを徐々に上げた鹿沼・田中ペアは2位に51秒の大差をつけて優勝した。

「スタートから慎重にペースを守り、ゴールまで全力で走り切ることができた。パイロットの田中さんと優勝することができて、うれしさも2倍です」と鹿沼。

「コーチやスタッフのサポートのもと、鹿沼さんと力を合わせて最後まであきらめずに全力で走り切ることができた。結果、優勝することができて最高にうれしい」と田中。

男子機能障害C3クラスでは藤田征樹(日立建機)が8位、女子機能障害C2クラスで藤井美穂(鉄道弘済会)が7位。

《編集部》

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