引退のフォイクト、自転車界一過酷なアワーレコード挑戦表明 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

引退のフォイクト、自転車界一過酷なアワーレコード挑戦表明

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2014年USAプロチャレンジ第5ステージ、イェンス・フォイクト(トレックファクトリーレーシング)
2014年USAプロチャレンジ第5ステージ、イェンス・フォイクト(トレックファクトリーレーシング) 全 6 枚 拡大写真
2014年8月、プロロードレース界から現役引退したイェンス・フォイクト(トレックファクトリーレーシング)がアワーレコード挑戦を表明した。9月3日、チームのプレスリリースが伝えている。

アワーレコードとはトラック競技場で1時間走り続け、その到達距離を競う競技。かつてはエディ・メルクス、フランチェスコ・モゼール、ミゲール・インデュラインなどロードレース界の名選手が記録を樹立してきた。しかし、肉体的、精神的に選手への負担が大きく、自転車界一過酷な競技とも言われている。

ここ数年は試みる選手もなく、ファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)、ブラッドリー・ウィギンス(チームスカイ)などが挑戦を示唆していたが、まだ実現していない。

過去の記録をめぐっては使用する自転車の形状によって様々な見方があるが、現在、UCI(国際自転車競技連合)は2005年にオンドレイ・ソセンカ(チェコ)がロシア・モスクワで記録した49.7kmをアワーレコード公式記録と定めている。

またUCIはこの春、アワーレコードのルール変更を発表し、追い抜き競技用の自転車の使用を許可。これによって、フォイクトは自らに挑戦の可能性があると判断した。

42歳のドイツ人、フォイクトは9月18日にスイス・グレンヘンの自転車競技場でアワーレコードに挑戦する。アワーレコード新時代の先駆者として、若い世代の選手のために新たな基準を作ろうと意欲を見せている。

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