【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】モビスターの単独エースとなったバルベルデ「キンタナのクラッシュは僕のすぐそばだった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】モビスターの単独エースとなったバルベルデ「キンタナのクラッシュは僕のすぐそばだった」

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アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)
アレハンドロ・バルベルデ(モビスター) 全 2 枚 拡大写真
2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月3日の第11ステージでダブルエース体制を敷いていたモビスターはひとりのエース、ナイロ・キンタナを落車で失った。もうひとりのエース、アレハンドロ・バルベルデもあわやそのクラッシュに巻き込まれるところだった。

バルベルデはチームを通じ、その状況について次のように語っている。

「『いい1日』だった。カッコ付きだけどね。ナイロのクラッシュは僕のすぐそばだった。彼は僕の真後ろを走っていたんだ。イマノル(エルビーティ)とナイロと僕は、集団の40番手あたりで走っていた。何人かが前でクラッシュした。僕はそれが近くに来るのを見ていて、避けられた。彼(キンタナ)はできずに、落車したんだ。彼のことを応援したい。昨日も彼にとっては最悪だった。こういうときは、流れを変えるのがほぼ不可能なんだ」

この日のレースで総合2位につけるバルベルデはマイヨロホのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)らと激しく争い、ステージ2位でゴール。中間スプリントと合わせてコンタドールとのタイム差を7秒縮めて、20秒差とした。

「それ以外は、ブエルタが最後まで今日みたいな感じなら、僕はそうなるように契約を結ぶよ。中間スプリントは予定になかったけど、その数km手前でコンタドールがアタックし、僕はそれを追ってボーナスタイムを獲ったんだ。アララール(最後の1級山岳)は厳しい上りだった。ふもとからペースが速かった。僕は2位でフィニッシュし、またボーナスを手に入れた。山岳ステージでコンタドールから数秒奪うのは、うれしいことだね」

「僕はグランツールで何度もエースを務めてきたし、何の変わりもない。ナイロがクラッシュする前の状況の方が好都合だったけど、現実に直面しないとね。これからはひとりでレース後半戦に立ち向かわないといけない。最高のチームメイトがいるけど、最後は僕次第だし、戦い続けるんだ」

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