【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】第14ステージでヘシェダールが逆転で頂上ゴール制覇 フルームは粘りの総合3位浮上 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】第14ステージでヘシェダールが逆転で頂上ゴール制覇 フルームは粘りの総合3位浮上

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ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージを制したライダー・ヘシェダール(ガーミン・シャープ)
ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージを制したライダー・ヘシェダール(ガーミン・シャープ) 全 3 枚 拡大写真
2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月6日の第14ステージはサンタンデル~ラカンペローナ間の200.8km。最後の1級山岳頂上ゴールの上りでステージ優勝争い、そして総合優勝争いで激しいバトルが繰り広げられた。

12人となった先頭集団は、メイン集団に対して6分近い差を保って残り8kmの最後の上りに突入。残り2kmでは7人まで人数が絞り込まれ、ここからオリバー・ザウグ(ティンコフ・サクソ)がアタック。勾配20%以上の激坂区間でライバルたちを引き離し、ステージ優勝をつかみかける。

しかし、後方から追い上げてきたライダー・ヘシェダール(ガーミン・シャープ)が残り150mでザウグを捕え、逆転で2009年ブエルタ以来2度目のステージ優勝を飾った。2位は10秒差でザウグ、3位は30秒差でイマノル・エルビーティ(モビスター)。

後方では、総合争いも白熱。最初に2位のアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が仕掛け、続けて首位のアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)もアタックを見せる。このとき、4位のクリストファー・フルーム(スカイ)は、やや後方で苦しそうな表情を見せていた。

しかし、フルームは粘りの走りでリズムを取り戻してコンタドールらの前に出ると、最後はライバルたちに数秒の差をつけてゴールに飛び込んだ。

この結果、総合争いはコンタドールが首位のマイヨロホをキープ。最後に遅れたバルベルデは2位を守るも、首位からのタイム差は20秒から42秒に広がった。フルームはひとつ順位を上げて3位となり、コンタドールとのタイム差を1分20秒から1分13秒とわずかに縮めた。

ポイント賞はジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・シマノ)、複合賞はバルベルデが守っている。この2日間で山岳ポイントを稼いだルイスレオン・サンチェス(カハルラル)が、チームメイトのルイス・マスから山岳賞ジャージを受け継ぎ、敢闘賞も2日連続で受賞した。

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