【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】ヘシェダールが3連続山頂ゴールの初日を制す。フルームが総合3位に
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第14ステージはサンタンデルからラカンペローナまでの200.8kmで行われ、前半の逃げに乗ったカナダのライダー・ヘシェダール(ガーミン・シャープ)が逃げ切りに成功して山頂ゴールを制した。
総合優勝争いの生き残りをかけた3日連続の山頂ゴールの初日。前半にヘシェダールら23人の大きな逃げ集団が形勢された。
それは中盤に入りルイスレオン・サンチェス(カハルラル・セグロスRGA)やアダム・ハンセン(ロット・ベリソル)、オリバー・ザウグ(ティンコフ・サクソ)、そしてヘシェダールら12人に絞られた。
スタートから77.5kmでカテゴリー2級の山岳ポイントを越えて一旦下る。次に1級山岳へと一気に1100m以上の標高差を駆け上がり、最後は1級の山頂ゴールとなるこの日。メイン集団では、スカイが総合4位のクリストファー・フルームのために積極的に前を牽く。
逃げ集団は後続と6分のタイム差を持って、山頂ゴールへの最後の上りに突入した。距離8.3km、平均勾配7.5%、最大勾配19.5%の上りは道幅も広くない。ゴールまで残り2.5kmほどで逃げ集団も分断されて7人に減った。
残り2kmを過ぎて最初に抜けだしたのはヘシェダールだ。しかし間もなくザウグがアタックを仕掛け、6人を突き放した。
メイン集団も最後の上りに入り、総合上位陣の駆け引きが始まっていた。最初に動いたのはアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)だ。一方でフルームが遅れてしまう。
ザウグは順調に山を上った。しかし背後からじわじわとヘシェダールが距離を縮めていく。ヘシェダールは今大会、第7ステージでも逃げに乗ったが後半にスリップして落車。区間2位に終わっていた。さらにテレビでも中継されたその落車時の様子は「機械ドーピング」を疑われる始末。
その悔しさと2012年ジロ・デ・イタリア総合優勝者の意地もあるのだろう、残り200mを切ってついにザウグを捕らえた。抜き去り、そして右手で小さくガッツポーズをしてヘシェダールはゴールラインにやってきた。総合優勝争いからは早々に脱落してしまっていたが、難関山岳ステージを制した。
総合上位陣の争いでは総合リーダーのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)がペースを上げる。ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)やファビオ・アール(アスタナ)は追走するが、そこにバルベルデは着いていくことができない。そして一度は遅れたが、勢いを取り戻したフルームがコンタドールたちに合流する。
遅れても自分のペースを崩さずに上ってきたフルームは残り500mでさらに加速。そのままコンタドールに9秒先行してゴールに飛び込んだ。
総合リーダージャージのマイヨロホはアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)がキープしている。バルベルデは総合2位で順位は変わらないが、コンタドールとのタイム差は42秒に広がってしまった。フルームが総合3位にジャンプアップした。
ダミアーノ・カルーゾ(キャノンデール)が総合11位に後退、代わりにダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)がトップ10に加わった。
第14ステージ終了時点での総合成績は以下の通り。かっこ内は前日の順位。
1位 アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)
2位(2位ー)アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)+42’’
3位(4位△)クリストファー・フルーム(スカイ)+1' 13’'
4位(5位△)ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)+1' 29''
5位(3位▼)リゴベルト・ウラン(オメガファルマ・クイックステップ)+2' 07''
6位(7位△)ファビオ・アール(アスタナ)+2' 15''
7位(6位▼)サムエル・サンチェス(BMCレーシング)+3’ 26’'
8位(9位△)ロベルト・ヘーシンク(ベルキン)+4' 14’'
9位(8位▼)ウイネル・アナコナ(ランプレ・メリダ)+4' 36''
10位(11位△)ダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)+ 4' 37’’
第15ステージの山頂ゴールは今大会最初のカテゴリー超級の山岳ポイントだ。ゴール直前にこの日最大、17.5%の激坂が登場する。
大会は総距離およそ3240km、9月14日まで全21ステージで行われる。
《五味渕秀行》
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