【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】第16ステージはコンタドールがフルームを一騎打ちで下し、リード拡大
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最後から2つ目の1級山岳で、先頭はアレッサンドロ・デマルキ(キャノンデール)とジャンルカ・ブランビッラ(オメガファルマ・クイックステップ)の2人で、集団とのタイム差は約3分。残り33kmの山頂はデマルキが先頭通過するが、下りでワウテル・ポエルス(オメガファルマ・クイックステップ)が合流し、先頭は3人となる。
しかし最後の上りに入ったところで、先ほどの殴り合いのペナルティとしてブランビッラはイワン・ロフニー(ティンコフ・サクソ)とともに失格となり、ステージ優勝のチャンスを逃す。さらに残り12kmではデマルキがポエルスを振り切り、単独先頭に立つ。
メイン集団ではスカイがペースを上げ、人数を絞り込んでいく。そして残り4kmで満を持してクリストファー・フルーム(スカイ)がアタック。これに反応したのはマイヨロホのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)のみで、少し離れてアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)とホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)、そしてファビオ・アール(アスタナ)が追走する。
フルームとコンタドールは残り3kmでデマルキをとらえ、残り1kmを切った急勾配区間で今度はコンタドールがアタック。フルームとの差をみるみる開き、ブエルタ2年ぶりのステージ優勝を飾った。
2位は15秒差でフルーム、3位は50秒差でデマルキ、4位は55秒差でバルベルデ、5位は59秒差でロドリゲス。
この結果、コンタドールは総合でもライバルとのタイム差を開き、首位のマイヨロホを守った。2位は1分36秒差でバルベルデ、3位は1分39秒差でフルーム。
山岳賞ジャージはこの日ポイントを稼いだルイスレオン・サンチェス(カハルラル)が奪い返し、敢闘賞も受賞した。複合賞はバルベルデ、ポイント賞はジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・シマノ)が守っている。
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