【澤田裕のさいくるくるりん】自転車に乗れなかった週末、鉄道の旅もまたよし
オピニオン
コラム

このままでは行き帰りに使うつもりだった青春18きっぷ(JRの普通列車が1日乗り放題となる期間限定のお得な切符)がムダになってしまいます。というわけで計画を大幅に変更し、埼玉県から群馬県にかけて鉄道で巡りました。
乗車した路線は順に武蔵野線、埼京線、川越線、八高線、高崎線です。このうち川越線と八高線は多くが単線で、ドアの開け閉めも乗客自身がボタンを押す方式という典型的なローカル線。窓の向こうにはのどかな風景が広がります。
八高線の途中駅となる小川町でいったん下車し、日帰り温泉「花和楽の湯」に立ち寄りました。駅から歩いて10分ほどの施設には広々とした露天風呂があるだけでなく、岩盤浴まで楽しめます。窓口で手渡されたバッグには、大小の貸しタオルのほか岩盤浴専用の上下、館内で着用する浴衣までがセット。これで1080円ですからなかなかお得です。
ぬるめの湯に浸かって体をほぐしたら、今度はお腹がすいてきました。館内でも食事を取れますが、ここ小川町には特産の有機野菜を生かした料理を提供する店があります。今回はそのなかから「有機野菜食堂わらしべ」を訪れました。
この店は体に優しい料理や天然酵母で作ったパンを味わえるだけでなく、切り盛りするご夫婦がサイクリストということで、店頭にはサイクルスタンドが置かれ、店内の壁面にはお二人の愛車と自転車関連の本や雑誌が並んでいます。日替わりのパスタをいただきながらの自転車談義は、自転車を始めたきっかけからサイクリングの穴場紹介、男女ペアで走るときに気をつけることなどなど。ランチの時間をオーバーして話し込んでしまいました。
週末の東京~直江津タイムトライアルのことを考えると自転車に乗れなかったのは痛いですが、今さら練習をしたところで結果は知れてます。ですから交換したばかりのタイヤとチェーンの性能、そして当日の天候と風向きに期待を込め、ムダな悪あがきをせず本番を迎える心づもりです。
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