【ツアー・オブ・ブリテン14】第6ステージ、ブランドルが2日連続逃げ切り勝利の離れ業 総合首位も逃げたダウセットへ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・オブ・ブリテン14】第6ステージ、ブランドルが2日連続逃げ切り勝利の離れ業 総合首位も逃げたダウセットへ

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2014年ツアー・オブ・ブリテン第6ステージ、マティアス・ブランドル(IAMサイクリング)が優勝
2014年ツアー・オブ・ブリテン第6ステージ、マティアス・ブランドル(IAMサイクリング)が優勝 全 6 枚 拡大写真
2014年ツアー・オブ・ブリテン、8月12日の第6ステージはバース~ヘメル・ヘムステッド間の206.6km。細かなアップダウンが続くが、おおむね平坦なコースで、集団スプリントで決着する可能性もある。

しかし、前日逃げ切り勝利を挙げたオーストリアTT王者のマティアス・ブランドル(IAMサイクリング)が、元イギリスTT王者のアレックス・ダウセット(モビスター)、トム・スチュワート(マディソン・ジェネシス)の2人とともに再び逃げに乗る。

メイン集団とのタイム差はどんどん広がり、残り82kmで9分15秒まで拡大。オメガファルマ・クイックステップは総合首位のミカル・クビアトコウスキー自ら集団先頭に出て追走し、スカイ、BMCレーシング、バルディアーニCSFなども協力するが、先頭3人との差はなかなか縮まらない。

3人は集団との差をたもったままゴールに到達し、ブランドルが2日連続逃げ切り勝利の偉業を達成した。1秒差で2位はダウセット、3位はスチュワート。4位以下のメイン集団は、1分51秒の大差をつけられてゴールした。

ブランドルは「このシナリオはまったく想像していなかった。タイム差が10分近いと聞いたときは、耳を疑ったよ。ラスト40kmは、ダウセットとともにTTのように走った。キャリア最大の勝利の24時間後に、この勝利を得られるなんて本当にうれしいよ」と信じられない様子で語っていた。

ダウセットは第4ステージで2度のパンクに見舞われ、1分25秒差の総合21位に後退し、総合争いからは脱落していた。しかし、この逃げ切りでクビアトコウスキーを34秒逆転し、総合首位に立った。

地元イギリス最大のステージレースで、リーダージャージに袖を通したダウセットは「僕は人生で今が絶好調だけど、今日は人生で一番ハードな1日だったね。タイム差が9分を超えたとき、僕は追い込みを始めた。マティアスがステージ優勝して、自分はイエロージャージを獲るチャンスがありそうだということで、ある種の合意ができたんだ。彼とトムなしでは達成できなかっただろう」と一緒に逃げた2人に感謝していた。

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