【ツール・ド・東北14】輪行で石巻へ、空には虹 ボランティア体験記(2) | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・東北14】輪行で石巻へ、空には虹 ボランティア体験記(2)

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雨が上がり、石巻の空にはうっすら虹がかかった。見えるかな?
雨が上がり、石巻の空にはうっすら虹がかかった。見えるかな? 全 8 枚 拡大写真
ツール・ド・東北にボランティアの走行管理ライダーとして参加するため、前日の9月13日、輪行で石巻へと向かった。

公共交通機関で石巻へ向かう場合、仙台を経由する人がほとんどだと思うが、仙台からはJRの在来線か宮城交通バスの2種類の交通手段がある。ところが宮城交通バスには輪行バッグを載せられないと公式サイトに書いてあり、僕も電話で確認してみたがやはりダメとのこと。JR在来線はバスよりも本数が少ないので、乗り換え時間を事前にちゃんと調べていないと、なかなか石巻までたどりつけないので、注意が必要だ。

と思っていたところ、帰りに石巻駅で輪行バッグをバスに積んでいる人も見かけたので、相談によっては対応してくれるのかもしれない。

それはさておき、仙台から在来線に乗り換えると、輪行バッグを抱えている人の数がグンと多くなった。みんなツール・ド・東北に向かうのだろう。

石巻駅では、サイボーグ007や仮面ライダーの等身大フィギュアが出迎えてくれた。震災のときも話題になっていたが、ここは漫画家の石ノ森章太郎さんの出身地で、街の中には記念館もある。駅以外にも石ノ森マンガのフィギュアやイラストなどが町中に飾られていて、世代的にちょっとテンションが上がってしまった。

駅前に出ると、小雨が降っていた。駅からは大会が用意してくれたシャトルバスで、会場の石巻専修大学へ向かう。

恥かしながら石巻へ来るのも、震災の被災地を訪れるもの自分には初めての経験だ。街中の様子はどうなっているのだろうと思っていたが、バスの車窓から眺める限りは、3年半前の震災を思い出すような光景はほとんどない。ときおり、建物の壁に津波の跡が残っていたり、仮設住宅が並んでいるのを見て、ハッと気づかされるぐらいだ。

石巻専修大についたのは午後4時ごろ。ときおり小雨がぱらつく中、会場内のブースを眺めながら、ウィーラースクールのブラッキー中島さん、初心者講習を担当していた白戸太朗さん、なるしまフレンド神宮店の藤野智一店長など、取材でお世話になっているみなさんと会えたので挨拶。白戸さんと藤野さんは、220kmを走るそうだ。

知り合いのカメラマンともばったり会って立ち話をしていると、空が晴れ、薄い虹が姿を現した。いい天気になりそうだ。

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