ブエルタ・ポイント賞のデゲンコルブ、落車の傷から感染症のため入院 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ブエルタ・ポイント賞のデゲンコルブ、落車の傷から感染症のため入院

スポーツ 短信
デゲンコルプが優勝(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第12ステージ)
デゲンコルプが優勝(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第12ステージ) 全 2 枚 拡大写真
2014年ブエルタ・ア・エスパーニャでポイント賞を獲得したジョン・デゲンコルブ(ジャイアント・シマノ)が、落車による傷からの感染症のため、現在地元ドイツの病院に入院していることが9月16日にチームから発表された。

デゲンコルブはブエルタ第7ステージの序盤でクラッシュし、大きな擦過傷を負ったが、そのステージを完走。その後もレースを続け、さらにステージ2勝を挙げてポイント賞ジャージも獲得した。

しかし、ブエルタ終了後、傷のひとつが感染し、チームドクターの指示のもと入院した。

チームドクターのアンコ・ボーレンス医師は「ジョンは病院で静脈に抗生物質を入れる治療を受けている。治療のプロセスは予定通りだったが、第20ステージの朝にほぼ治っていた傷のひとつが再び痛み始めた。通常の抗生物質はもう効果がなかったので、ジョンは入院した。2日間以内には、退院すると予想している。彼はすでにだいぶよくなっているし、静脈に入れる抗生物質には期待通りの効果がある」と説明している。

デゲンコルブは「レース後、僕のリンパ節がピンポン玉ぐらい大きくなり、痛みでほとんど歩けなくなった。ジャージを失わないために、終盤のステージは自分を傷めつけたから、その夜に寒気と熱が出て、飛行機で帰った後に入院したんだ。あと数日はここにいるけど、目標が世界選手権であることは忘れないよ」と語っている。

なお、この感染症のため、デゲンコルブはロード世界選手権初日(9月21日)のチームタイムトライアルのメンバーからは外れることになった。

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