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iPhone 6スピードテスト!混雑する主要駅とその待ち合わせ場所での通信速度、auが優位

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新宿駅での計測
新宿駅での計測 全 4 枚 拡大写真
 ついに発売されたiPhone 6/6Plus。先ほど実施した都内ランドマーク5箇所の調査では、ソフトバンクが優位な結果となったが、続けて、電波が混雑する主要駅と待ち合わせ場所でも調査を実施した。

 駅やその待ち合わせスペースなどでは、移動途中の多くの人が立ち止まってスマートフォンを使用する。特に東京の主要駅付近はとにかく人が多く、通信環境は劣悪である。そんな混雑地帯だからこそ、各社のネットワーク整備の実力が如実に現れるとも言える。

 計測を実施したのは、新宿、渋谷、原宿、池袋、東京という都内主要駅の山手線ホームと、それぞれの駅における待ち合わせスポットの計10箇所。 この内、9ヵ所でauのiPhone 6が下り最速となり強さを見せた。原宿駅ホームではこの日の最速である下り平均72.48Mbpsを記録、その他ポイントでも30~50Mbpsをコンスタントに記録した。都内の駅でも最も混雑する新宿駅のホームで、下り平均49.35Mbpsを記録し、混雑場所での安定感も実感できた。

 ドコモ、ソフトバンクについては、計測場所によって少し波がある印象。ドコモは例えば原宿駅などでは下り平均40.98Mbpsを記録したが、新宿駅では下り平均9.28Mbpsと10Mbpsを切ることもあった。唯一、KITTEでは各社が低迷し、下り13.76Mbpsでドコモがトップとなった。ソフトバンクは、原宿駅で下り平均51.03Mbpsを記録したが、残りの場所で10~20Mbps前後に落ち着くことが多く、下り速度で首位の箇所はなかった。

 混雑する駅と、その主要な待合せ場所、計10箇所ではau優位の結果となった。理由としては、まずau版のiPhone 6に搭載されたCAが効いていると考えられる。CAは、800MHzと2.1GHzと呼ばれる周波数帯を束ねて効率的に活用することで、通信速度を向上させる技術だ。

 さらに、au版iPhone 6に対応したWiMAX 2+、Softbank版のそれに対応したSoftbank 4Gも進化したiPhone6のネットワークを語る上では欠かせない。これらのサービスは、通常、データ通信にのみ利用されて混雑しない2.5GHz帯の周波数を利用しており、auの場合は端末側でCAとWiMAX 2+の速い方の回線を、端末側が自動で切り替えて使用する方式になっている。

 過去にRBBで行なったビッグデータ分析でも、首都圏においてCAおよびWiMAX 2+に対応したauのネットワークが優位であるという結果が出ており、iPhone 6においても、都心の主要駅といった電波が混み合う場所において、auは効果的にネットワークを構築できているようだ。

《RBB TODAY@RBBTODAY》

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