【ツール・ド・東北14】ほんとうに「応援してたら応援されてた。」…ライダーたちを和ませる沿道の声 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・東北14】ほんとうに「応援してたら応援されてた。」…ライダーたちを和ませる沿道の声

スポーツ まとめ
優しい応援団(ツール・ド・東北14)
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サイクリングイベントのツール・ド・東北 2014が9月14日に宮城県の三陸沿岸で開催されました。

今回、そのスタート&ゴール地点の石巻専修大学から南三陸町旧防災庁舎までの往復およそ150kmをロードバイクで実走取材。一般参加ライダーの皆さんと一緒に走った様子を数回に渡ってレポートします。今回は沿道からの応援の話。

コースを走っていると沢山の応援を頂きました。スタートして間もない朝6時ごろ、まだ霧も出ているというのに「がんばれ~」と正面から声がします。歩道の清掃か何かをしていたらしい数人の地元の方々が手を止めて、走るライダーにエールを送っています。

霧も晴れ、周囲が明るくなると交差点や沿道で大勢の方々が旗を振りながら待っていました。信号待ちで止まっているライダーには気軽に「がんばってね!」と声をかけてきます。ライダーたちが「ありがとう~!」と手を振る姿もとても気持ちが良いです。

友人を応援する大きな横断幕もありました。『奥田君!あと155km頑張って!』と書かれたそれは、南三陸フォンドに参加している奥田くんの会社の同僚の方々の手によるものでした。

これには他のライダーも反応。「奥田くんじゃないけど、がんばりま~す!」と大きな声が返ってくると、奥田くんの同僚にも思わず笑顔がこぼれます。奥田くん本人に会うことはできませんでしたが、この応援は嬉しかったでしょうね。

写真を撮っていると「お茶いるけ?」とペットボトルをくれようとする沿道のおばあちゃん。エイドステーションに行けば地元の自慢の品でもてなしてくれるスタッフさん。通り過ぎる車の窓から手を振って応援してくれる子どもたち。沢山の方々がライダーに優しい言葉をかけてくれました。

ツール・ド・東北のコンセプトは『応援してたら応援されてた』。東北を応援しようと参加してみたら、ライダーは自分たちがあたたかい応援を受けてゴールを目指したのです。

《五味渕秀行》

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