立ち上がりストレート系の制球が定まらず失点を喫してしまうも、以降は徐々に本来のピッチングを取り戻しフォアボールは0。
3ボールまでカウントを悪くしたのも1度だけというピッチング。抜群のコントロールが健在なところを見せつける。
予定していた球数に達したところで降板すると、スタンドのファンからはスタンディングオベーションで迎えられた。
日本でも多くのファンが関心を持っていたこの試合。ネットには、
「やっぱマー君、すごいな」
「きっとこれを糧にさらなる大投手に成長するはずだ」
「田中将大完全にヤンキースのエースだわ」
などの声が多数投稿されている。
ヤンキースのジラルディ監督によると、今後の予定としては問題がなければもう1度先発し、怪我の回復具合を見極める。トミー・ジョン手術となれば来年の復帰は絶望的だが、それは必要ないだろうとのこと。
今季のポストシーズンは厳しい状況のヤンキースだが、田中の復帰により来季の戦力に大きな柱が戻ってきた。
Twitterでは、田中投手自身も「ホッとしております」と報告した。
ブルージェイズ戦に登板してきました。5回1/3を投げて1失点で今シーズン13勝目を挙げることが出来ました。明日以降の状態も大事になってきますが、無事に投げ終えられたので、ホッとしております!また次に向けてしっかりと調整していきます!!
田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) September 21, 2014