クロイツィゲルのドーピング容疑が晴れる チェコ五輪委員会が裁定 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

クロイツィゲルのドーピング容疑が晴れる チェコ五輪委員会が裁定

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ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)2014年ティレーノ~アドリアティコより
ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)2014年ティレーノ~アドリアティコより 全 2 枚 拡大写真
バイオロジカルパスポートの数値異常でドーピング違反を疑われ、暫定出場停止処分を受けていたロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)が、母国のチェコ五輪委員会の仲裁委員会により無罪と裁定された。9月22日にティンコフ・サクソが明らかにした。

チェコ五輪委員会は「ロマン・クロイツィゲルはアンチドーピング規則に違反していない」との声明を発表。この結果、クロイツィゲルは今後のレース出場が可能となる。

これによって、クロイツィゲルを出場停止処分にすべきでないと、ティンコフ・サクソが以前下した判断が間違っていなかったことが法廷で証明されたことになった。

しかし、UCI(国際自転車競技連合)はこの裁定についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する可能性を検討すると発表している。CASがチェコ五輪委員会の裁定を覆し、クロイツィゲルを有罪と判断すれば、再び何らかの処分を受けることになる。

ティンコフ・サクソのステファノ・フェルトリンCEOは「今、重要なことは、UCIがこの件についてすみやかに次の結論を下し、なんらかの最終的な措置を講じることである。特に全関係者と自転車界全体のために、すべての手続きがなるべく短期間で最終的かつ決定的な結論に達することが最も重要なことだ。ティンコフ・サクソは、ロマンと彼の弁護団がこの当然の結果を得たことを祝福する」とUCIの次の行動に注意を払っている。

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