【ツール・ド・東北14】道連れはケネディ大使とカッパ? ボランティア体験記(7)
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
順調は順調なのだけど、僕の自転車にはちょっとしたトラブルが。昨日の輪行でフロントフォークにつけているスピードセンサーの結束バンドが緩んでしまって、サイコンがときどき止まってしまう。
トラブル対応時は「サイコンの距離表示を頼りに現在の場所を確認するように」とボランティアのミーティングで言われていたので、ちょっと困った事態だ。とはいえ、何度立ち止まって固定し直しても、またずれるのでもう距離計は数kmずれてることだろう。
ちなみに、僕たち走行管理ライダーは各エイドに必ず止まって、待機しているスタッフに到着を報告する。他の走行管理ライダーとの間隔を見て、次は何分後に出発してくれと指示を受けるので、急かされることもあれば、のんびりできることもある。あと、エイドで出される食べ物や飲み物は一般の参加者と同じようにいただける。
第1エイドに僕が到着したタイミングは、100kmコースの後方グループと、60kmコースの先頭グループがちょうど一緒になってかなりの混雑だった。先ほどパンク対応中に抜かれた60kmのゲストライダーの中西哲生さん、佐藤真海さんもすでに到着していたし、しばらくするとキャロライン・ケネディ大使も大勢の取り巻きをつれて、このエイドに姿を見せた。
ここで出される女川汁(秋刀魚のつみれ汁)のブース前もすごい人で、行列が蛇のようにウネウネと続いている。そこに並んでいると「先ほどはありがとうございました」と声をかけられた。さっき、パンク対応した若い男性が目の前に並んでいたのだ。いつの間に抜かれたのかなと思ったけど、「だいぶ飛ばしましたよ」とのこと。仲間たちとも合流できたようだ。こんなにすぐに再会してお礼を言われるのは、やっぱりいい気分だ。
僕の中でロングライドあるあるなんだけど、決して一緒に走っているわけではないのに、こんなふうに同じ人を抜いたり、抜かれたりして何度も遭遇するのはよくあると。この後は、ケネディ大使のグループとも何度か遭遇することになった。
もうひとり? カッパのコスプレに羽織袴で小径車のBD-1で走っている人がいるのだが、この人とも何度も行き交うことになった。彼は、ツール・ド・東北ではかなりの人気者のようだ。
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