【UCIロード世界選手権14】予測不能な世界王者決定戦 男子エリートは16時50分からライブ配信
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男子エリートのレースは、18.2kmの周回コースを14周する254.8kmの長丁場。スタート後にポンフェラーダ城の前を通過すると、距離3kmのコンフェデラシオンの上り坂に突入。いったん下った後はやや勾配のきついミラドールの上りを攻略、その後は高速でテクニカルな下りをこなし、約2kmの平坦区間を走ってゴール地点に到達する。スプリンター向きかパンチャーやクライマー向きか、意見が分かれる絶妙なコースと言える。
これまで4カテゴリーうち3カテゴリーは10~30人の集団スプリントに終わったが、男子エリートのレースは距離が長く、獲得標高は前回イタリア・フィレンツェ大会よりも約1000m高く、合計4284mに達することからスプリンターが生き残るのはより難しいかもしれない。
パンチャー・クライマータイプとしては、クラシックレースを得意とする昨年王者ルイ・コスタ(ポルトガル)、2012年王者フィリップ・ジルベール(ベルギー)、現在好調のサイモン・ゲランス(オーストラリア)、さらにツール・ド・フランス王者ビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)、UCIワールドランキング現在2位のアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)らが優勝候補に上がる。ファビアン・カンチェラーラ(スイス)も得意の独走に持ち込めば、勝機を見いだせるだろう。
一方、注目のスプリンターは上りのあるコースも得意とするマイケル・マシューズ(オーストラリア)、ジョン・デゲンコルプドイツ)、ナセル・ブアニ(フランス)ピーテル・サガン(スロバキア)らだ。
各国の代表チームが自分たちのエースに有利なようにどのような作戦やペース配分を行うかも、勝敗を分けるポイントだ。
日本からは新城幸也(ヨーロッパカー)、土井雪広(チーム右京)、清水都貴(ブリヂストンアンカー)の3人が出場。新城にとっては世界選手権9位に入った2010年オーストラリア・メルボルン大会と似たコースだけに、上位争いに期待がかかる。
注目のレースは、28日の16時50分からインターネット上でライブ配信される(日時は日本時間、変更の場合あり)。
男子エリート ロードレース
【LIVE】2014年09月28日(日)16:50~
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