【UCIロード世界選手権14】勇気あるアタックで虹色ジャージをつかんだクビアトコウスキー「勝利を狙って、リスクを冒した」
スポーツ
短信

周回コースの最終周、多くのチームがゴールスプリント争いに向けて仕事をし、その瞬間を待っていたとき、クビアトコウスキーは2つの上りに挟まれた下り区間でアタック。続く最後の上り坂で4人の逃げに追いつくと、そのまま単独で抜け出し、自慢のタイムトライアルの能力を発揮して独走でゴールに駆け込んだ。
追走集団のスプリントを制したサイモン・ゲランス(オーストラリア)が2位、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が3位に入った。
24歳のクビアトコウスキーは、スタート前の注目度はそれほど大きくなかったが、過去2年間はオメガファルマ・クイックステップの一員として活躍。2014年はクラシックレースのリエージュ~バストーニュ~リエージュで3位に入り、先日のツアー・オブ・ブリテンでもステージ1勝と総合2位を獲得。若い世代とポーランド自転車界を代表する選手へと成長している。
またレース中盤には、ポーランド代表の選手たちがメイン集団をコントロールし、クビアトコウスキーの勝利の伏線を敷いていた。
世界王者の証、虹色ジャージのマイヨアルカンシェルに袖を通したクビアトコウスキーは「最後のラップで僕は絶好調だったし、チームメイトの頑張りにはとても感謝している。僕はただ勝利を狙って、リスクを冒した。数人の選手が計算していて、最後の上りを待っていたからね」とレースを振り返った。
さらに「2日前、U23男子のレースを見ていて、このタイプの勝利が可能だとわかったんだ。特にこのレースでね。僕は全力で走り、少し差を開いた。ただただ信じられないよ」と作戦通りの勝利だったことも明かした。
《》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代