【F1日本GP】開幕直前の鈴鹿、各チームの準備が進行中…ドライバーもサーキット入り
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ピットガレージには先週到着した各チームのマシンが、メカニックの手により組み上げられ、その他機材の準備もほぼ完了。首脳陣が戦況を見つめるシグナルプラットフォームの設営も完了し、徐々に緊迫した雰囲気が漂い始めている。
特にコンストラクターズランキングで首位を独走するメルセデスは、外からマシンのメンテナンス風景が見られないように目隠しされており、早くもライバルの目を気にしながら週末のレースに備えていた。またピット前にはピレリから供給されたタイヤが並べられ、チームごとで分かりやすくマーキングもされていた。今回は即効性の高いオプションタイヤがミディアム(白ロゴ)、耐久性が高いプライムタイヤがハード(オレンジロゴ)となっており、全チームに同じものが配られている。
一方、メインストレートやコースサイドはF1仕様の看板に貼り替えられ、専用のスタートシグナルの取り付けも完了している。今年は公式計時「ロレックス」のロゴがピットウォールなどに貼られている。
夕方にはドライバーも続々とサーキット入り。今週末史上最年少の17歳3日という若さで、フリー走行でF1デビュー予定のマックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)は、スタッフとともに早くもコースを下見。チームの発表通り金曜フリー走行に登場すれば、2006年トルコGPでセバスチャン・ベッテルが記録した史上最年少F1出走記録(19歳53日)を更新することになる。
また小林可夢偉のチームメイトであるマーカス・エリクソン(ケータハム)も登場。この他にもロマン・グロージャン(ロータス)らがサーキット入りしている。
明日はピットウォークやドライバーサイン会などファンイベントが行なわれる予定。3日から本格的な走行が始まる。
《吉田 知弘@レスポンス》
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