元ツール王者アンディ・シュレクの引退コメント「兄と並んでレースしてきたことはとても幸せ」
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「もちろん、このようなかたちでキャリアを終えるのは残念だ。戦い続けたかったけど、僕のヒザがそれを許さなかった。英国でのクラッシュ以降、進展はほとんどなかった。じん帯は治ったが、軟骨の損傷は別の話だった。ヒザのリハビリに懸命に取り組んだけど、後戻りできないほどのケガになるリスクをやむをえず理解した。これが最善の行動だった」
「自転車レースは長年に渡り僕の人生だった。今後何をしたいのか考えるには時間が必要だ。幸運にも僕には頼りにできる家族、友人、そして僕をずっとサポートしてくれたトレックがいる。兄(フランク)と並んでトレーニングし、レースしてきたこと、親友ができたことはとても幸せだよ。僕がつねに言ってきたのは、自転車レースは人生の始まりでもなく、終わりでもないということだ。僕には最高のガールフレンドと最高の息子がいる。今後の人生に待ち受けているものを見つけるのに、ワクワクしているよ」
シュレクは21歳の2007年。ジロ・デ・イタリア総合2位と新人賞を獲得して注目を集めた。
ツール・ド・フランスでは、2010年に最大のライバルだったアルベルト・コンタドールと死闘を演じ、その後のコンタドールの失格により総合優勝を獲得。その他に新人賞(マイヨブラン)を2回、総合2位を2回、ステージ優勝を3回獲得している。
しかし、2012年クリテリウム・デュ・ドーフィネで腰を骨折してからは成績が低迷。2014年のツール・ド・フランスでは英国ロンドンにゴールする第3ステージ終盤に落車し、ヒザを負傷。これが引退の引き金となった。
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