イグリンスキー兄弟のドーピング事件、アスタナが内部調査実施
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
マキシムとバレンティンのイグリンスキー兄弟から禁止薬物EPOが検出されたことにより、アスタナの禁止薬物や非倫理的行為に対する内部規律の有効性について懸念が浮上し、チームはこの問題に正面から対処する意志を明らかにした。
アスタナは2013年に加入したMPCC(フランス語で「信頼ある自転車競技のための運動」の略、チーム、スポンサーなどで構成される反ドーピング団体)の規則に従い、自動的にワールドツアーレースで8日間出場禁止となった。この結果、現在開催中のツアー・オブ・北京には参加していない。
一方、アスタナは内部調査を実施し、UCI(国際自転車競技連合)やファンに対し、このドーピング事件は単独のもので、アスタナの他のメンバーはこの件について知らず、かかわってもいないことを証明しようとしている。
アスタナは、UCIに対しチームの最新のアンチドーピング政策を提出し、このアンチドーピング政策を選手やスタッフ全員に改めて徹底したことを伝えた。またイグリンスキー兄弟をCIRC(自転車競技独立改善委員会)へと送ったことも明らかにした。
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