【ジャパンカップ14】シクロクロス公式戦初代チャンピオンに地元宇都宮の小坂 女子は全日本チャンプ宮内が制す
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AJOCC公式戦のコースとなったのはエキシビジョンレースと同様、宇都宮市内にある宇都宮城址公園だ。同公園は宇都宮城の本丸跡地で、ふたつの歴史建造物が復元されている。清明台と富士見櫓（やぐら）だ。
レースは1周1.4kmの周回コースを使用。清明台から見下ろせる公園内の芝生が半分、残りは公園の外周にある堀沿いの舗装路面を走る。コースにはテクニカルなコーナーのほかに、石の階段とシケインが2カ所ずつ設けられている。
16人が出場したトップカテゴリーのカテゴリー1で優勝したのは小坂光（宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム）だ。15周回で争われたカテゴリー1は後半に小坂と辻善光（Team Zenko）のふたりが抜け出した。両者譲らない接戦が続いたが、残り3周でアタックを決めた小坂が勝利をもぎ取った。
女子のカテゴリーL1では全日本選手権で2連覇中の宮内佐季子（Team CHAINRING）が優勝。男女共にエキシビジョンレースの勝者がチャンピオンジャージを手に入れた。
この日はエキシビジョンレースの3000人を上回る5000人の大観衆が応援する中、160人の選手たちがそれぞれのカテゴリーで宇都宮城址公園を駆け抜けた。
《五味渕秀行》
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