【ツアー・オブ・ハイナン14】第4ステージ、ラ・ポム・マルセイユのアントマルキが1秒差逃げ切りで総合首位浮上
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雨の中、ジュリアン・アントマルキ(ラ・ポム・マルセイユ)は、フェデリコ・ブット(ブルゴスBH)、オレクサンドル・スルツコビッチ(シナジー・バク)とともに3人で逃げ集団を形成。最後はひとりになりながらも、集団から1秒差で逃げ切ってステージ優勝をつかみとった。
集団トップの2位はアンドレア・パリーニ、3位はニッコロ・ボニファジオとランプレ・メリダ勢が続いた。
アントマルキは途中の中間スプリントでボーナスタイムを稼いだことで、リーダージャージも獲得した。
30歳のフランス人、アントマルキは「最初は、集団の中で静かに1日を過ごすつもりだった。それを逃してしまったね!」と、当初は逃げるつもりはなかったと振り返った。
「アタックしたら、3人の先頭集団の中にいた。最初はあまりアドバンテージがなかったから、このまま続ける意味があるかなと悩んでいた。第1中間スプリントでリードは3、4分になったけど、まだ十分じゃなかった。でもその後、8分差に広がって、残り40kmで加速したんだ」
「バクの選手(スルツコビッチ)がパンクしたけど、待ってる余裕はなかった。イタリアの選手(ブット)が小さな上りで苦しんでいたから、僕はひとりで残り25kmを行ったんだ。全力を尽くしたし、フィニッシュラインではわずかの差を守り切ったね。ステージ優勝とイエロージャージを獲得できてとてもうれしいよ」
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