日本サッカー協会、アギーレ監督に異例の聴取…選手選考や方向性めぐり「持ち上げておいて…」
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
監督就任から4試合で1勝2敗1分けと振るわず、年明けのアジアカップ連覇も不安視される中で、委員会が痺れを切らした。問題視されているのは選手選考の基準や戦術、今後の方向性など。
アギーレ監督はこれまで代表経験がなかった若い選手を就任初戦から試してきたが、チームに定着せず、11月の親善試合では遠藤、今野らベテランの代表復帰が決まっている。
戦術面では4-3-3のシステムが日本人には合ってない、国内クラブでの採用実績がほとんどないと、こちらも槍玉に挙げられている。
しかし過去にはフィリップ・トルシエ監督の下、やはり国内クラブでの採用実績が皆無だったフラット3を用い、日韓ワールドカップで決勝トーナメント進出を果たした日本。そのときも当初は日本人に合わない、無理だと言われながら4年間かけチームを作っていった。戦術の適不適を判断するのはまだ時期尚早との声もある。
協会の慌ただしい動きにファンの反応は、
「よくわからんままアギーレに投げた癖に数試合奮わなかったら聴取」
「おもいっきり持ち上げておいて、ドスン!」
「大会後検証もなしにすぐさま監督決めた方々」
「アジアカップ取って黙らせて欲しいわアギーレ」
「就任要請する前に聞いていないのかよ」
「アギーレのまえに、技術委員会の存在意義」
これまでは「勝利」より「選手の見極め」を重視した試合だったことが考えられ、アジアカップはコンフェデレーションズカップの出場権を得るため、勝ちにこだわる試合であることから前監督時代の中心選手が復帰したとみられる。
試合により位置づけが異なるため選手選考の基準が変化しても不思議ではない。だが強い代表をファンに見せたい協会は、“選手見極めのための試合”は快く思ってないのだろう。
11月に親善試合2試合が組まれている日本代表。この結果如何では厳しい意見が噴出する可能性もある。
《岩藤健》
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