自動車評論家の徳大寺有恒氏が死去
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大学卒業後しばらくはレーシングドライバーとして活動、その後自動車評論家に転身、ペンネームの徳大寺有恒を名乗る。1976年より『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)を発行、各社の新車を一刀両断する歯に衣着せぬ評論が受け、80年代から90年代にかけてベストセラーとなる。
その後も執筆・評論活動を精力的におこない、『NAVI』(二玄社)の「エンスーヒストリックカーツアー」「NAVI TALK」、『ベストカー』(講談社BC)の「俺と疾れ」などの名物連載を持ったほか、文化論や社会論と自動車を絡めた視点でファッション誌などへの登場機会も多かった。
『間違いだらけのクルマ選び』は、筆者の急病のため2005年夏から刊行がなくなったが、その後2011年よりモータージャーナリストの島下泰久氏との共著という形で復刊、2014年版まで発行されている。
小林彰太郎氏、川上完氏、そして徳大寺有恒氏と2013年から今年にかけて日本の自動車産業の成長期から活動してきた自動車ジャーナリストの死去が相次いでいる。
「間違いだらけの…」で一世風靡、徳大寺有恒氏が死去
《北島友和@レスポンス》
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