ヤマハ、電動アシスト自転車の駆動ユニットの欧州向け輸出を倍増へ
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柳社長は「今年は欧州への輸出が本格的に始まり、見通しは5万台」とした上で、「来年は倍増ぐらいすると思う。欧州市場で、この商品が特に使われている国はドイツとオランダ、フランスだが、その他の国も、広がるチャンスがあるとみている」と述べた。
さらに「(供給先の)パートナーも増えていくし、パートナーごとの取引量も増えていく。今、欧州でも商品の評価が良いので、非常に満足して頂いて、もっと広げたい、もっといろんなモデルに乗せたいという要望を頂いている」と、輸出の倍増に自信をみせた。
ヤマハは2000年当初に欧州市場に駆動ユニットを輸出していたが「その当時は広がり感が現実的な確信がなかったため撤退した。しかし、それ以降になってから(他社の参入によって)どんどん広がっていったのが現状。本来であれば、ずっと続けて我々が先に先にといってやれば良かったが、会社も積極的ではなかった」と撤退の経緯を説明した。
ヤマハはこの日、電動アシスト自転車の次世代駆動ユニットとして、従来機種よりも重量で20%、容積で16%削減しながらも、同等の出力を維持した『グリーンコア』を報道陣に公開した。ただ欧州では、スポーティな車体に駆動ユニットが使われるため、モーターから後輪までの軸を短くしたものになっていることから、グリーンコアとは異なるタイプのユニットの輸出が当面続くとしている。
ヤマハ柳社長、電動アシスト自転車の駆動ユニットの欧州向け輸出を倍増へ
《小松哲也@レスポンス》
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